一行日記

 

 

小学生のとき、夏休みに必ず出された『一行日記』を提出できたことがない

毎年早く提出しろと催促されていた記憶がある、もちろん他の宿題の多くも出していないんですけれども

 

小学5年生のときのみ休み明け初日に提出できたことがあったのだが、7割を「昨日と同じでした」と「プールに行きました」で埋めていたおかげで提出は無効になり先生からふざけているのかとかなり怒られた

 

 

高校生の最後あたりで気付き始めたことなのだけれど、わたしには“習慣づける”ということが非常に困難、もしくは無理、といった感じで、つまり日記なんて以ての外みたいな存在なのだ

 

午前中に学校のプールに行って、あとの予定は特になし、という小学生の暇で暇で仕方がないみたいな夏休みに一体何を日記に書けというんだろう、たとえ一行であってもさ、と小学生の頃から何も変わらずにこの気持ちをもち続けている、21才なのに

 

もちろんスケジュール帳は使いきれぬまま部屋の片隅へ、今年のは12月に買ってもう放置している、史上最速では

 

 

 

さてなぜ急に一行日記なのか、わたしは小学生の相手をするジョブをしているのだが、そのバ先の小学3年生に黙りやがれと思うことを数日前に言われたのが発端である

 

その子に週末の日記がめんどくさい、先生はやってた?ということを話されたので、「昨日と同じでしたと書いて怒られた」というエピソードを話してみたら、

『バカすぎる、今までの分の一行日記ちゃんと書けよ』

と辛辣な反応が返ってきたのだ、こっちは先生だぞ

 

 

『今までの分の一行日記』……

小5のはカウントしていいとして、毎年最初の5日間くらいは書いていたから、残り35日間、5年分、35×5=175

毎日書いても半年分かよ無理

 

 

しかしいい加減にしないといけない年齢な気もしてくる、たった一行の日記すら書けない大人になってしまったのが漠然とヤバいような気がする、あいつの小馬鹿を通り越した憐れみの目……

 

 

よーしやるぞ一行日記、思い立ったらすぐやるべきだとノートを開いてみるもののまあペンが走らない、ていうかこんな毎日書くことなくね?昨日と同じなんですけど

 

紙とペンという古びたデバイスが悪い、ゆうひちゃんはインターネットに生きる女、あいぽんでやればいいやんけ!!!

 

 

 

というわけで一行日記を始めることにした

1週間分ずつこの放置したブログに載せていこうと思ってる、載せたい、載せるぞ

書いていてこのブログも放置していることに気づいたね、これは続かなそうな気配